アルフィーの高見沢俊彦作曲の、アルフィーみたいな曲。使い回しという話は多方面から聞いたが、幸か不幸か原曲になっているアルフィーの楽曲を俺は知らない。
泣いちゃいそう冬が思ったより聴けたので油断していたら地雷はここに潜んでいた。いや、地雷って言うか、ヤバそうとは思ってたんだけど、個人的嫌い度は広瀬の方が遙かに上だからさ、高見沢はまあ、布袋レベルより少し低いくらいのロックナンバーかな、って思ってたわけですよ。
なんだろうね、この退屈は。コレも最初に聴いたのがLVだったんだけど、動きのない振り付け(スタンドマイク使用)と相まって躍動感もグルーヴも何も感じない、異様につまらない曲に感じた、と言うのが第一印象。
CDで聴いてもあまり印象は変わらない。サビの聴きづらさが少し緩和されたかな、という程度。曲としてはまあ、ももクロ的には今まで無かったタイプの歌謡ロックなので、なんとなく新鮮味も感じるんだけど、漠然とした押しつけがましさ(体育会系的?)が楽曲全体に漂っていて、Chi-Maxxや労働讃歌のようには乗れないのだ。
サウンド、特にドラムパートの安っぽさが久々に気になる。最近の作品ではこういうロック的な曲は生バンドを使うことが多かっただけに、高見沢のギター以外基本的に打ち込みなのが妙に貧乏臭さと違和感を持って聞こえてくる。2011年までのももクリシングル同様の「予算不足感」が漂ってしまう、悲しい曲。
2014/02/02
泣いちゃいそう冬
クリスチャン・ラッセン先生謹製のありがたいジャケットに包まれ、豪華超大物作曲陣を迎え制作されたももクリ限定盤シングルの2013年版。リードトラックは「冬の女王」こと広瀬香美作曲で……
ああっ!やめやめっ!!
今回のシングル、リリース前の「期待できない感」は半端無かった。もう全ての要素が嫌な予感しかしないという恐ろしい人選。発表されたアートワークも「ラッセンライブラリから適当に素材持ってきて切り貼りしました」って感じだし、現物を見たら表は仏教(?)裏はフリーメイソン(笑)という出鱈目具合。もう腰砕けにも程があって逆に名作の予感がしてくると言う……
ラッセンをこき下ろすのはこの辺にしておこう。このブログはあくまで楽曲のレビューが目的だ。
広瀬香美は春の西武ドームで我々にトイレに行く時間を提供してくれた恩人である。そんな人がももクロに楽曲を書き下ろすんだから悪い予感しかするわけもなく、実際聴くまでは「例の曲芸」でメンバーに負担を掛けまくる曲になると思っていた。
えーとね、正直言うと、そんなに悪くない。いや、俺が酷いのをイメージしすぎた、というのはあると思うし、実際かなりキツい曲だとは思う。出だしの「いつの時代だよ!」って言いたくなる「泣いちっち」で聴き続ける結城が挫けそうになるし、サビのどうしようもない歌詞を無駄に詰め込んだパートを聴いているとこっちの方が泣きそうになる(情けなくて)。
だけど、最初に聴いた環境が良かったのかな。「俺の藤井」のLVでなーんとなく聴いたら、メンバーは可愛く見えるし、そんな悪い印象は持てなかったのだ。まあ、家で音だけ聴いてるとやっぱり、相当しんどいけどな。
ああっ!やめやめっ!!
今回のシングル、リリース前の「期待できない感」は半端無かった。もう全ての要素が嫌な予感しかしないという恐ろしい人選。発表されたアートワークも「ラッセンライブラリから適当に素材持ってきて切り貼りしました」って感じだし、現物を見たら表は仏教(?)裏はフリーメイソン(笑)という出鱈目具合。もう腰砕けにも程があって逆に名作の予感がしてくると言う……
ラッセンをこき下ろすのはこの辺にしておこう。このブログはあくまで楽曲のレビューが目的だ。
広瀬香美は春の西武ドームで我々にトイレに行く時間を提供してくれた恩人である。そんな人がももクロに楽曲を書き下ろすんだから悪い予感しかするわけもなく、実際聴くまでは「例の曲芸」でメンバーに負担を掛けまくる曲になると思っていた。
えーとね、正直言うと、そんなに悪くない。いや、俺が酷いのをイメージしすぎた、というのはあると思うし、実際かなりキツい曲だとは思う。出だしの「いつの時代だよ!」って言いたくなる「泣いちっち」で聴き続ける結城が挫けそうになるし、サビのどうしようもない歌詞を無駄に詰め込んだパートを聴いているとこっちの方が泣きそうになる(情けなくて)。
だけど、最初に聴いた環境が良かったのかな。「俺の藤井」のLVでなーんとなく聴いたら、メンバーは可愛く見えるし、そんな悪い印象は持てなかったのだ。まあ、家で音だけ聴いてるとやっぱり、相当しんどいけどな。
2014/01/29
tofubeats Megamix
「輝く地球 繋がる地球 笑う地球」と題された、ファンクラブ継続特典CDに収録されたリミックス作品。tofubeatsはセカンドシングルでももいろパンチのリミックスを手がけて以来二度目の起用。メガミックス作品としても小西康陽によるものに続き二(三?)作品目となる。
走れ→ももいろパンチ→気分はSuper Girl→行くぜっ!怪盗少女(断片)→words of the mind→ツヨクツヨク→行くぜっ!怪盗少女→未来へススメ!→あの空へ向かって→ラフスタイルと続く、27分にわたる長大な作品。ってか各楽曲がほぼフルコーラスで使われてるから長いし聴いていて疲れる、飽きる、うんざりする。
サウンドをぶつ切りにして組むスタイルのミックスはTofubeatsの芸風のようだけど、30分近く延々コレを聴くのもなかなかしんどいものがあるね。声が震えてるみたいに聞こえるの、気持ち悪いんだよな。少しだけやるならいいけど、延々コレばっかりだと辛い。聴きづらい上に踊れないし。まあ、控えめに言って、最悪の部類。
まあ、あくまで「特典」でそれ以上でも以下でもない、普通は一回聴いて終わりだろうねえ(俺もコレ書くために初めて聴きました)。いやー、聴いてて苦痛だった。この特典CDの価値は唯一、ジャケットのみであると言って過言ではないだろう。
走れ→ももいろパンチ→気分はSuper Girl→行くぜっ!怪盗少女(断片)→words of the mind→ツヨクツヨク→行くぜっ!怪盗少女→未来へススメ!→あの空へ向かって→ラフスタイルと続く、27分にわたる長大な作品。ってか各楽曲がほぼフルコーラスで使われてるから長いし聴いていて疲れる、飽きる、うんざりする。
サウンドをぶつ切りにして組むスタイルのミックスはTofubeatsの芸風のようだけど、30分近く延々コレを聴くのもなかなかしんどいものがあるね。声が震えてるみたいに聞こえるの、気持ち悪いんだよな。少しだけやるならいいけど、延々コレばっかりだと辛い。聴きづらい上に踊れないし。まあ、控えめに言って、最悪の部類。
まあ、あくまで「特典」でそれ以上でも以下でもない、普通は一回聴いて終わりだろうねえ(俺もコレ書くために初めて聴きました)。いやー、聴いてて苦痛だった。この特典CDの価値は唯一、ジャケットのみであると言って過言ではないだろう。
2013/12/12
桃色四葉Z日本巡業弐零壱参 五蘊劇伴音楽集
「ツアーのサントラ」という名目でライヴの曲間SEを集めたアルバムを(限定盤とは言え)作成し販売する。まあ、全くあり得ないコンセプトではないのだけど、アイドルファンにアイドルの声が一切入っていないCDを売ってしまう、という商売はなかなか豪快だ。コレを作るという行為自体が半ば出オチ的なサプライズだが、問題はそのクォリティにあった。全7曲のソングライターとして主に過去のももクロ楽曲に関わったミュージシャンを起用。参加したのは永井ルイ(月と銀紙飛行船)、NARSAKI(ピンキージョーンズ、黒い週末他)、長谷川智樹(宙飛ぶ!お座敷列車、僕らのセンチュリー・アレンジ)、大久保薫(初参加)、和嶋慎治(黒い週末・ギター)、木村篤史(初参加。GOUNNのアレンジ担当)、横山克(Chai Maxx、空のカーテン他)というメンバー。大久保、和嶋、木村は初の楽曲提供となるが、他の作曲陣は既に馴染み深いメンツ。
永井ルイの「曼荼羅」~プロローグ~はオリエンタルなオープニング曲、と言うコトで何故か個人的にはストーンズのContinental Driftを思い出してしまったのだけど、まあ似てると言うより雰囲気があるという話。「ゴダイゴっぽい」という声も聴いたが、まあBirth of Odysseyと言いたいんだろうけどさほど似ていない。ぶくぶくと沸き立つようなサウンドが印象的で、個人的には一番好きな曲。
「運命」~輪~はNARASAKIが作曲。イントロの40秒近くが非常に小さい音で収録されているのでパーカッションが聞こえるまで不安になるが(笑)この曲から久米明(!)のナレーションが入るが、声の入らないヴァージョンも聴いてみたかった。前半のエスニックアンビエントという雰囲気のパートから、リズミックな後半部へ展開するとなんとなくNHK特集かなんかのBGMという雰囲気に。前半の感じで押して欲しかったのは好みの問題。
「巡礼」~廻~は長谷川智樹の曲。お座敷列車や僕らのセンチュリーのグラムロック的な方向性とは全く違った、今回のサントラ全体の雰囲気に合わせた楽曲。四つ打ちのビートが登場して、前2曲よりダンサブルでポップな感じになっているのは持ち味か。
唯一英語のタイトルが付けられた「Meditation」~転~は初参加の大久保薫の作品。ピンク・フロイドのEchoesを彷彿とさせるイントロにニヤリとしてしまう。そのせいでもう少しヘヴィなビートを期待してしまうのだけど、残念ながら基本的に軽め。でもコーラス系の音色で弾かれるキーボードもちょっとリック・ライトっぽいフレージングだったりして、やっぱりフロイドっぽいのだ。
「祈りの鼓動」~生~は和嶋慎治の初提供曲。ナレーションが終わってから曲が始まるのが嬉しい。勿論和嶋自身のヘヴィなギターが聴けるのがこの曲の魅力。何人かの指摘もあったが、確かにこの曲は生のドラムでもっとハードに聴かせて欲しかったが、サントラ全体のサウンドの統一を考えたらコレが正解か。
他の曲はエスニックな楽器音とそのフレージングでアジア風のサウンドを作っていたが、元々和風なギターが得意な和嶋はその雰囲気をギターで出しているのが異彩を放つ。
「光と影」はサブタイトルが付いていなく、最も短い曲で、インタールードとしての色彩が強い。最もアンビエント色が強く、コーラスとシタール系のサウンドが曲の中心を為している。
この曲はこのあとリリースとなるシングルの、また、このツアーのリードトラックでもあるGOUNNのアレンジを手がけた木村篤史が作曲しており、この曲の後にGOUNNが披露されるという流れもあるため統一した雰囲気を狙ったと思われる。この曲はあくまでイントロであり、存在感の薄さは狙いなのだ。
ステージ本編のクロージングとして使われた「旅」~時の流れ~は横山克の曲。いかにもエンドロールのバックで流れそうな大団円的サウンドで、あまりエスニックな音には拘っていない。GOUNNの世界から通常のももクロワールドへの繋ぎ、という意味もあるのだろうか?
あえて言うならサウンド的には不満がなくもない。決してクォリティが低いわけではないけど、やはり打ち込み主体のサウンドが楽曲を生かし切っていないと感じる部分もあるからだ。だが、あくまでツアーの幕間SEであり、主目的を考えると予算的にこのメンバーを揃えただけでも限界だろうことは想像に難くない。むしろ予算オーバーの部分を補うためにサントラとしてリリースしたんじゃないか、と邪推したり。
ナレーションに関して少し。仏教的世界観をビジュアル・サウンドイメージとして多用しているため、最初は説教臭い、宗教臭いような内容として受け止めて、正直俺なんかは拒否感を示しかけたんだけど、実際良く聴くともの凄く当たり障りのない、当たり前のことしか言っていない。この辺のバランス感覚、特定の宗教観に偏らないようにしたのは立派な判断だったと思う。
2013/10/22
涙目のアリス / ありがとうのプレゼント / 津軽半島竜飛崎 / だって あーりんなんだもーん☆ / 太陽とえくぼ
白秋第一部では各メンバーのカヴァーと、オリジナルのソロ曲が1曲ずつ演奏されるという形態を取っている。今回はソロ曲の方を簡単にレビューする。
涙目のアリスはアコースティックなアレンジになり、オリジナルより哀愁感が増した。反面、80年代臭さが抜けて玉井との親和性が若干下がったか。ただ、オリジナル音源より歌のレベルは上がっているので上手く対応しているように聞こえる。
ありがとうのプレゼントは、生バンドによって原曲のトラックの安っぽさが払拭され、杏果も少し上手くなった分、あのどうしようもなく嫌いな感じを受けなくなっている。こうなったところで好きとは言えないけど、オリジナルヴァージョンより遙かに聴きやすい。
津軽半島竜飛崎は……コレはまあ、特に言うことはない(笑)いつもの高城れにです。原曲とも大きく違わず、歌もまあ相変わらず。コレはこういうものなんだろう。
問題の(?)あーりんだが、この場でだってあーりんなんだもーん☆を演るという暴挙をもってどうしようもないほどのあーりんぶりを見せつける。ってか、ここでのあーりんとモノノフの弾けぶりを見ると「秋桜」は双方にとってストレスだったのでは……?とさえ思ってしまう。あとシンセ音をアコースティック楽器で再現してるのは面白い。「あーりんりん」のパートを歌うコーラス隊のプロっぷりも讃えたい。
太陽とえくぼのアコースティックアレンジはなかなか嵌っていて気持ちよい。渋谷系のこういう展開もお馴染みだよね。原曲はMy Ever Changing MoodsだったがここではAll Gone Awayという感じ、と言えば解りやすいだろう。夏菜子の歌に関しては、「初恋」と同じです。来るよなぁ。
涙目のアリスはアコースティックなアレンジになり、オリジナルより哀愁感が増した。反面、80年代臭さが抜けて玉井との親和性が若干下がったか。ただ、オリジナル音源より歌のレベルは上がっているので上手く対応しているように聞こえる。
ありがとうのプレゼントは、生バンドによって原曲のトラックの安っぽさが払拭され、杏果も少し上手くなった分、あのどうしようもなく嫌いな感じを受けなくなっている。こうなったところで好きとは言えないけど、オリジナルヴァージョンより遙かに聴きやすい。
津軽半島竜飛崎は……コレはまあ、特に言うことはない(笑)いつもの高城れにです。原曲とも大きく違わず、歌もまあ相変わらず。コレはこういうものなんだろう。
問題の(?)あーりんだが、この場でだってあーりんなんだもーん☆を演るという暴挙をもってどうしようもないほどのあーりんぶりを見せつける。ってか、ここでのあーりんとモノノフの弾けぶりを見ると「秋桜」は双方にとってストレスだったのでは……?とさえ思ってしまう。あとシンセ音をアコースティック楽器で再現してるのは面白い。「あーりんりん」のパートを歌うコーラス隊のプロっぷりも讃えたい。
太陽とえくぼのアコースティックアレンジはなかなか嵌っていて気持ちよい。渋谷系のこういう展開もお馴染みだよね。原曲はMy Ever Changing MoodsだったがここではAll Gone Awayという感じ、と言えば解りやすいだろう。夏菜子の歌に関しては、「初恋」と同じです。来るよなぁ。
秋桜 / 初恋 / 襟裳岬 / 少女人形 / なごり雪 / 神田川 / あの素晴らしい愛をもう一度
初回盤のボーナスディスクとして収録された「白秋」は、ももクロ初のライヴアルバムとして位置づけできる作品でもある。ここでは各メンバーによるカヴァー曲を紹介する。
秋桜はそもそもこのイベントの契機ともなった曲。以前のライヴでこの曲をカヴァーし、大失態を晒したあーりんのリベンジがイベントの目的の一つだったことは間違いないそれをあえてアタマに持ってきたのはスタッフの意気込みか。
出来は、勿論前回の失敗を踏まえて比較にならないほど良くはなっているが、まあ音だけで、後から聴いてしまうとひいき目に見ても「それなり」と言うのが限界。特にヘッドフォンで聴くと「うわっ!下手だな!」と思ってしまった事実もあり。ファンとしては暖かく見守りたいが。
初恋は夏菜子がソロで歌う。彼女の「歌力」が相変わらず良く出ていて、多分このライヴ(勿論未聴の第2部は除く)中のベストパフォーマンス。上手い下手ではなくて伝えてしまうというのが夏菜子の強みで、これだけはもう野生以外の何物でもなくて、努力型の杏果やあーりんには羨むよりほかないのだろうなあ、と、聴きながら思ってしまうのだ。悪いケド、俺は原曲より好き。特に声が。
襟裳岬は高城がヴォーカル。何故かここでは妙に鼻が詰まった様な声なんだけど、注目したいのは普段のライヴにおける彼女の悪いクセが全く出ていないところ。リズムも外さないし、下手なりに音程も外さない。つまりアレはダンスに気を取られすぎたが故の現象だった、というコトがよく解るのだ。まあ、パフォーマンスそのものは、それなり。それにしてもこの子の声は可愛いね。
少女人形という選曲は玉井詩織にはベストチョイスとしか言いようがない。似合いすぎてるのはともかく、相変わらずソツのないパフォーマンスで語るべきところが無いのも例の如し。思ったまんまの歌唱がそのまんま出てくるのね。はい、はい、これ、これ、って感じ。玉井も鼻詰まってる?
杏果はソロではなく南こうせつとのデュエットでなごり雪を歌う。楽曲のセレクトのおかげか、杏果癖(喉治療前)が適度に抑えられて悪くないのだけど、デュエットの弊害としてオリジネイターと直接比べられてしまう不幸が。表現力のレベルの差を目の当たりにされてしまうのは可哀想だが、それでも健闘している感はある。
ラストの神田川とあの素晴らしい愛をもう一度は南こうせつ中心のパフォーマンスであり、あまり特別にどうこういうものではないだろう。
秋桜はそもそもこのイベントの契機ともなった曲。以前のライヴでこの曲をカヴァーし、大失態を晒したあーりんのリベンジがイベントの目的の一つだったことは間違いないそれをあえてアタマに持ってきたのはスタッフの意気込みか。
出来は、勿論前回の失敗を踏まえて比較にならないほど良くはなっているが、まあ音だけで、後から聴いてしまうとひいき目に見ても「それなり」と言うのが限界。特にヘッドフォンで聴くと「うわっ!下手だな!」と思ってしまった事実もあり。ファンとしては暖かく見守りたいが。
初恋は夏菜子がソロで歌う。彼女の「歌力」が相変わらず良く出ていて、多分このライヴ(勿論未聴の第2部は除く)中のベストパフォーマンス。上手い下手ではなくて伝えてしまうというのが夏菜子の強みで、これだけはもう野生以外の何物でもなくて、努力型の杏果やあーりんには羨むよりほかないのだろうなあ、と、聴きながら思ってしまうのだ。悪いケド、俺は原曲より好き。特に声が。
襟裳岬は高城がヴォーカル。何故かここでは妙に鼻が詰まった様な声なんだけど、注目したいのは普段のライヴにおける彼女の悪いクセが全く出ていないところ。リズムも外さないし、下手なりに音程も外さない。つまりアレはダンスに気を取られすぎたが故の現象だった、というコトがよく解るのだ。まあ、パフォーマンスそのものは、それなり。それにしてもこの子の声は可愛いね。
少女人形という選曲は玉井詩織にはベストチョイスとしか言いようがない。似合いすぎてるのはともかく、相変わらずソツのないパフォーマンスで語るべきところが無いのも例の如し。思ったまんまの歌唱がそのまんま出てくるのね。はい、はい、これ、これ、って感じ。玉井も鼻詰まってる?
杏果はソロではなく南こうせつとのデュエットでなごり雪を歌う。楽曲のセレクトのおかげか、杏果癖(喉治療前)が適度に抑えられて悪くないのだけど、デュエットの弊害としてオリジネイターと直接比べられてしまう不幸が。表現力のレベルの差を目の当たりにされてしまうのは可哀想だが、それでも健闘している感はある。
ラストの神田川とあの素晴らしい愛をもう一度は南こうせつ中心のパフォーマンスであり、あまり特別にどうこういうものではないだろう。
2013/07/18
空のカーテン
ゆったりした16ビートが気持ちいいダンサブルな曲。ファンやメンバーは「バラード」と認識しているようだが、個人的にはまあ、バラード的だけどあんまりバラードとは呼ばないかなぁ。
ヴァースはいつになくメンバーのソロ(2回のヴァースを高城→玉井、杏果→あーりん、という構成で回す)を長く聴かせる構成になっている。このなかでは圧倒的にあーりんの「チクタクチクタク」も印象に残る。で、間奏前のブリッジ部分もあえて4人で歌を回し、間奏後にはじめて夏菜子のソロが登場するという構成が巧妙。この子の「歌心」がずば抜けてることが否応なく解ってしまう構成になってるのね。
この曲のトピックは作詞を元チャットモンチーのドラマー、高橋久美子が担当していること。彼女の音楽作品への参加は脱退後最初なんじゃないかな。ある意味記念碑的な存在と言える。限定盤シングル、しかもカップリングに金をかけられるようになったのはももクロがどれだけ大きくなったのか、を象徴しているのかもしれない。
この曲のトピックは作詞を元チャットモンチーのドラマー、高橋久美子が担当していること。彼女の音楽作品への参加は脱退後最初なんじゃないかな。ある意味記念碑的な存在と言える。限定盤シングル、しかもカップリングに金をかけられるようになったのはももクロがどれだけ大きくなったのか、を象徴しているのかもしれない。
僕らのセンチュリー
作曲&ギターをROLLYが担当したクリスマス限定シングルのリードトラック。
クリスマスシングルとしては初めての非バラード曲で、楽曲の良さもさることながらサウンド面でも初めてちゃんと金をかけて作られた感じがする「ももクリ限定シングル」だ。今までの凡庸なバラードから抜け出した、という意義は圧倒的に大きい。
案の定というか、ROLLYがクリスマスソングを手がけたらこうなるに決まってるよな、という要するにMerry Xmas Everybody (Slade)かI Wish It Could Be Christmas Everyday (Wizzard)か・・・といったイメージの、まあ俺みたいな人間には嬉しいクリスマス・ブギー。
無駄に分厚くてクリスマスなのに暑苦しい「ウォール・オブ・サウンド」(でも労働讃歌みたいに上に貼り付いては居ないところがミソ!)は勿論ウィザードへのオマージュ。まあ一番の聴き所は1:20過ぎからのギターソロだったりするのだけどそれ言ってるとアレなので、ももクロのレビューをする。
こういうビートのクリスマスソングの歴史は「ママがサンタにキスをした」からの伝統のスタイルで、スレイドやロイ・ウッドを持ち出すまでもないのだけど、やっぱり若いアイドルにはこういうハッピーな曲がよく似合う。しみったれたバラード聴かされるより圧倒的に楽しいし、なにより踊れる。こちとら楽しさ求めてアイドルにまで手を出してるのだ。その立役者としてエンターテインに拘りの強いROLLYは適任だったと思う。
トランプのマークとももクロの「クローバー」を織り込んだパートが特にROLLYらしいメロディでニヤニヤする。その後の倍テンポになるところは楽しげに駆け出す姿が脳裏に浮かぶ(ちなみに俺はこの曲のライヴ映像を見たことがない)し、あまりにも馬鹿っぽくて賛否両論の「Love! Peace!」も個人的にはアリ。繰り返すが、こういうものは楽しければなんでもアリなのだ。
クリスマスシングルとしては初めての非バラード曲で、楽曲の良さもさることながらサウンド面でも初めてちゃんと金をかけて作られた感じがする「ももクリ限定シングル」だ。今までの凡庸なバラードから抜け出した、という意義は圧倒的に大きい。
案の定というか、ROLLYがクリスマスソングを手がけたらこうなるに決まってるよな、という要するにMerry Xmas Everybody (Slade)かI Wish It Could Be Christmas Everyday (Wizzard)か・・・といったイメージの、まあ俺みたいな人間には嬉しいクリスマス・ブギー。
無駄に分厚くてクリスマスなのに暑苦しい「ウォール・オブ・サウンド」(でも労働讃歌みたいに上に貼り付いては居ないところがミソ!)は勿論ウィザードへのオマージュ。まあ一番の聴き所は1:20過ぎからのギターソロだったりするのだけどそれ言ってるとアレなので、ももクロのレビューをする。
こういうビートのクリスマスソングの歴史は「ママがサンタにキスをした」からの伝統のスタイルで、スレイドやロイ・ウッドを持ち出すまでもないのだけど、やっぱり若いアイドルにはこういうハッピーな曲がよく似合う。しみったれたバラード聴かされるより圧倒的に楽しいし、なにより踊れる。こちとら楽しさ求めてアイドルにまで手を出してるのだ。その立役者としてエンターテインに拘りの強いROLLYは適任だったと思う。
トランプのマークとももクロの「クローバー」を織り込んだパートが特にROLLYらしいメロディでニヤニヤする。その後の倍テンポになるところは楽しげに駆け出す姿が脳裏に浮かぶ(ちなみに俺はこの曲のライヴ映像を見たことがない)し、あまりにも馬鹿っぽくて賛否両論の「Love! Peace!」も個人的にはアリ。繰り返すが、こういうものは楽しければなんでもアリなのだ。
ももクロ・特盛り (12月限定) / ももクロ・メガ盛り
小西康陽によるメガミックス。基本ヴァージョンは「メガ盛り」の方。猛烈の中間部からスタートし、Z女伝説、怪盗、猛烈に戻り、黒い週末、サラバと繋ぎ、短いココナツの抜粋を含みつつ再びZ女に戻って最後挨拶で終わるという構成。
リズムアレンジは緩めのドラムンベースという雰囲気か。フロア向き、と言う印象はなく、まあダンス風の感じで軽めに雰囲気だけ出してみましたよ、と言う作り。エンディングの「わん!」が強調されてミックスされてるのがミソ、なのか?
特盛りはクリスマスヴァージョンで、イントロがサンタさんに変更され、Z女の「リンリン〜」の部分が「サンタさんさん〜」に差し替えられ、他にも随所にサンタさんのフレーズが差し込まれるミックス。まあ、全体の印象が大きく変わるわけではないし、こっちが先に収録されてるからむしろコレの方が基本ヴァージョンにも思えたりする。
まあ、予想通りというか、最初面白いだけだね。
リズムアレンジは緩めのドラムンベースという雰囲気か。フロア向き、と言う印象はなく、まあダンス風の感じで軽めに雰囲気だけ出してみましたよ、と言う作り。エンディングの「わん!」が強調されてミックスされてるのがミソ、なのか?
特盛りはクリスマスヴァージョンで、イントロがサンタさんに変更され、Z女の「リンリン〜」の部分が「サンタさんさん〜」に差し替えられ、他にも随所にサンタさんのフレーズが差し込まれるミックス。まあ、全体の印象が大きく変わるわけではないし、こっちが先に収録されてるからむしろコレの方が基本ヴァージョンにも思えたりする。
まあ、予想通りというか、最初面白いだけだね。
2013/04/02
事務所にもっと推され隊 / 事務所に推され隊
事務所に推され隊は有安と高城のユニットであり、何故か華やかな印象のある(暖色系の)他の3人に対し「推されてない」とのひがみ(被害妄想)によって結成されたものと思われる。俺の分野で解りやすく言えば「ももクロのリンゴとジョージ」というわけである。
曲は本人たちへのリサーチ(不平不満噴出大会だったらしい)を元にして、この手の仕事は得意中の得意である前山田健一が書き上げた。楽曲としてはシンプルなロックナンバーで、まあ取り立てて音楽的に言うべきことは無い。但し、ひとつだけ特筆したいのはこの曲のサビで二人が(非常に簡単な音程ではあるが)ハモっていること。こういうことをもっとやって欲しいのだよね。出来るんだから。そのうち語るけど、Z女戦争の合唱パートとか大不満なのだ。
閑話休題
間奏の語りで杏果が「この曲ってでこまゆに似てなくない?」と言っているのだが、「似てなくない」ってそれは「似てない」という意味であり、まあ実際似てないのだけど(笑)それに対してれにが「どうせ使いまわしだよ」とか言っているからワケがわからなくなってしまっている。だがその後の「I Want Office Push!」という出鱈目英語がこの曲のハイライト。
曲は本人たちへのリサーチ(不平不満噴出大会だったらしい)を元にして、この手の仕事は得意中の得意である前山田健一が書き上げた。楽曲としてはシンプルなロックナンバーで、まあ取り立てて音楽的に言うべきことは無い。但し、ひとつだけ特筆したいのはこの曲のサビで二人が(非常に簡単な音程ではあるが)ハモっていること。こういうことをもっとやって欲しいのだよね。出来るんだから。そのうち語るけど、Z女戦争の合唱パートとか大不満なのだ。
閑話休題
間奏の語りで杏果が「この曲ってでこまゆに似てなくない?」と言っているのだが、「似てなくない」ってそれは「似てない」という意味であり、まあ実際似てないのだけど(笑)それに対してれにが「どうせ使いまわしだよ」とか言っているからワケがわからなくなってしまっている。だがその後の「I Want Office Push!」という出鱈目英語がこの曲のハイライト。
ラベル:
アルバム,
ももいろクローバーZ,
ももクロ★オールスターズ2012,
限定盤,
高城れに,
紫,
全曲レビュー,
有安杏香,
緑
シングルベッドはせまいのです / ももたまい
ももたまいは通り百田+玉井の名前を繋げた安直なユニット名。この曲の破壊力はももいろクローバー全楽曲のなかでも屈指のものであり、例えば外出時にiPodなどでうっかり聴いた際、にやけ顔を抑えるのに必死にならざるを得ないという被害が多数報告されている。
楽曲は夏菜子の渋谷系路線(?)の流れに沿った、ゆったりした16ビートのトラックに「会話調ラップ」を乗せて構成したもの。なんとなくポール・マッカートニー/マイケル・ジャクソンの"The Girl is Mine"(この曲も間奏部分でマイケルとポールの「会話」が聞ける)に似た雰囲気を感じる。ももクロのの曲のなかではスターダストセレナーデと並び清涼感を感じさせる曲で聴き心地はとても良い。
サビのダサさはどうかと思う部分もあるのだけど、まあこの曲があんまり格好良くても困るってのもまた事実。まあリズムに対する歌詞の載せ方がね。こういうのはやっぱり「ラップ」とはとても呼べないしそこを狙ってるワケでもないのだろうけど。
歌詞に関してはどうこう言うものではないが、メンバー二人とはいえUstなどで見れる、ある種ファンタジーとリアルな女の子の中間点を楽曲に落とし込んだものと言えるか。間奏の会話は前山田健一が本人たちの素の会話を盗み録りしたものだという。玉井の(自らに対する)「かわいいじゃん」発言後の夏菜子の絶句が圧巻。
楽曲は夏菜子の渋谷系路線(?)の流れに沿った、ゆったりした16ビートのトラックに「会話調ラップ」を乗せて構成したもの。なんとなくポール・マッカートニー/マイケル・ジャクソンの"The Girl is Mine"(この曲も間奏部分でマイケルとポールの「会話」が聞ける)に似た雰囲気を感じる。ももクロのの曲のなかではスターダストセレナーデと並び清涼感を感じさせる曲で聴き心地はとても良い。
サビのダサさはどうかと思う部分もあるのだけど、まあこの曲があんまり格好良くても困るってのもまた事実。まあリズムに対する歌詞の載せ方がね。こういうのはやっぱり「ラップ」とはとても呼べないしそこを狙ってるワケでもないのだろうけど。
歌詞に関してはどうこう言うものではないが、メンバー二人とはいえUstなどで見れる、ある種ファンタジーとリアルな女の子の中間点を楽曲に落とし込んだものと言えるか。間奏の会話は前山田健一が本人たちの素の会話を盗み録りしたものだという。玉井の(自らに対する)「かわいいじゃん」発言後の夏菜子の絶句が圧巻。
ラベル:
アルバム,
ももいろクローバーZ,
ももクロ★オールスターズ2012,
黄,
玉井詩織,
限定盤,
赤,
全曲レビュー,
百田夏菜子
2013/03/11
教育 / 有安杏果
有安杏果と在日ファンクの共演によるファンクナンバー。曲そのものはひねりの無いJBマナーのファンク。個人的には嫌いだが日本では(日本でのみ)馴染みの深い「げろっぱ」フレーズまで盛り込まれた、まあ非常に解りやすい曲。
テーマが「教育」であり、それは学校的な意味での勉強というよりシンガーとしての杏果の成長を意味するものとして捉えた方が自然で、そういう意味では「教科書」としてこういう典型例を与えて勉強させるというのは正解だろう(そう考えると正しい基礎である「Get Up」で教えなかったのは問題だが)。本業の先生ではなく「家庭教師のお兄ちゃん」レベルの在日ファンクによる「教育」も敷居の低さとしては正解。
勿論杏果のヴォーカルは何度も書いたように「ソウルフル」には程遠く、この曲でも表面をなぞったレベルから大きく飛躍することは無い。が、それでも、おそらくレコーディング中にも彼女はそれなりに成長していたようで、その証拠にそのヴォーカルの説得力が、曲の前半と後半では明らかに違うのだ。特にシャウトする部分を聴くとその差が解りやすい。前半で遠慮気味に叫んでいた彼女が、後半では「魂の叫び」(と言ったら大げさだが)を聴かせている。いや、単に録音中にテンションが上がっていっただけかもしれないが。でもソレで充分だよな。
テーマが「教育」であり、それは学校的な意味での勉強というよりシンガーとしての杏果の成長を意味するものとして捉えた方が自然で、そういう意味では「教科書」としてこういう典型例を与えて勉強させるというのは正解だろう(そう考えると正しい基礎である「Get Up」で教えなかったのは問題だが)。本業の先生ではなく「家庭教師のお兄ちゃん」レベルの在日ファンクによる「教育」も敷居の低さとしては正解。
勿論杏果のヴォーカルは何度も書いたように「ソウルフル」には程遠く、この曲でも表面をなぞったレベルから大きく飛躍することは無い。が、それでも、おそらくレコーディング中にも彼女はそれなりに成長していたようで、その証拠にそのヴォーカルの説得力が、曲の前半と後半では明らかに違うのだ。特にシャウトする部分を聴くとその差が解りやすい。前半で遠慮気味に叫んでいた彼女が、後半では「魂の叫び」(と言ったら大げさだが)を聴かせている。いや、単に録音中にテンションが上がっていっただけかもしれないが。でもソレで充分だよな。
2013/01/12
サンタさん -DJ Taku's Christmas A-men Breaks-
タイトルは「アーメン」であって「A面」ではないことに今まで気づかなかったのだけど。
ヴォーカルを切り刻んで再構成することで全く元の歌詞が解らないようになっている、というアレンジがまず耳を引く。だが、オートチューンがかけられて、それがブレイクビーツに乗っているのでパフュームあたりと印象がかぶるアレンジになってしまっているのはあまり面白くはない。
今聴くと言葉の意味が消失しているせいでWee-Tee Wee-Teeと類似して聞こえるのが少し面白い。
爽やかめのダンストラックとしては上手くできているとも思えるのだけど、それなら限定CDとデータ配信というリリース形態はミスじゃないかと思う。DJが一発ネタとして使うにはそれなり(秀逸、とは言いがたいが・・・)のトラックなんだからこういうのこそアナログリリースにすべきだったのでは?
まあ、使わないけどね、多分。
ヴォーカルを切り刻んで再構成することで全く元の歌詞が解らないようになっている、というアレンジがまず耳を引く。だが、オートチューンがかけられて、それがブレイクビーツに乗っているのでパフュームあたりと印象がかぶるアレンジになってしまっているのはあまり面白くはない。
今聴くと言葉の意味が消失しているせいでWee-Tee Wee-Teeと類似して聞こえるのが少し面白い。
爽やかめのダンストラックとしては上手くできているとも思えるのだけど、それなら限定CDとデータ配信というリリース形態はミスじゃないかと思う。DJが一発ネタとして使うにはそれなり(秀逸、とは言いがたいが・・・)のトラックなんだからこういうのこそアナログリリースにすべきだったのでは?
まあ、使わないけどね、多分。
サンタさん Bloody Christmas Version
サンタさんのNARASAKIによるリミックス、と言うよりリコンストラクション・ヴァージョン。ヴォーカルをほぼそのまま残してハードコア風のバッキングに差し替えたもの。コード(1コードに変更されている)とヴォーカルが完全に乖離しているのは狙いだが、ミックスが良くなくて、ヴォーカルの浮き上がり方が狙いにしても中途半端。もう少しサウンドに埋めてしまえば面白くなったとは思ったのだけど。
基本的に出落ち的なヴァージョンなのだが、後半で徐々にメンバーが脱落していく(喰われた?)ようにアレンジされ、最後に「ちゅうことは?」の途中でれにが消えて終了する。
ただ、ここの徹底も半端で、れにはその前の「もっといいとこ」の途中でも喰われてしまっているからおかしなコトになっているのだ。喰われたメンバーの声はユニゾンのパートでもミックスしないくらいのこだわりを見せて欲しかった。
基本的に出落ち的なヴァージョンなのだが、後半で徐々にメンバーが脱落していく(喰われた?)ようにアレンジされ、最後に「ちゅうことは?」の途中でれにが消えて終了する。
ただ、ここの徹底も半端で、れにはその前の「もっといいとこ」の途中でも喰われてしまっているからおかしなコトになっているのだ。喰われたメンバーの声はユニゾンのパートでもミックスしないくらいのこだわりを見せて欲しかった。
We are UFI!!! / UFI
未確認少女隊UFI名義での楽曲。メンバーソロ(ユニット)以外では初の別名義でのリリースとなる。
早見あかりも出演しているコメディ「未確認少女ウレロ!」の劇中キャラクターがUFIで・・・という背景の説明は俺自身「ウレロ」を見ていないので省略する。ただ、そういう立ち位置で見るとちょっと微妙としか言いようがないのがこの曲だ。
つまり、劇中のキャラクター設定が解らないとこの(楽曲と言うより)「コント」がかなり理解しづらくなってしまうわけだ。
ここで歌ってるのはメンバー本来のキャラクターとは違う(特に佐々木、有安、高城)ので、なんとなく「こいつらにこういうコト言われてもなあ・・・」とげんなりしてしまう。勿論ソレは番組側の問題なんだけど、水着レベルさえ封じてるアイドルにキャバ嬢演じさせるのは違和感しか感じないんだよね。そういう意味ではかなりはっきりと不快な曲(というより歌詞)。
そんな中で玉井だけ圧倒的にいつも通りなのが妙に面白かったりもするのだけど。
曲としては、まあコントの付随として前山田健一が手癖レベルでちょこちょこっと書き飛ばした感じで、まあレビューするほどのアレでもないでしょう。(手癖でこれだけ書けるのは立派と言えば立派なのかも知れんがな)
早見あかりも出演しているコメディ「未確認少女ウレロ!」の劇中キャラクターがUFIで・・・という背景の説明は俺自身「ウレロ」を見ていないので省略する。ただ、そういう立ち位置で見るとちょっと微妙としか言いようがないのがこの曲だ。
つまり、劇中のキャラクター設定が解らないとこの(楽曲と言うより)「コント」がかなり理解しづらくなってしまうわけだ。
ここで歌ってるのはメンバー本来のキャラクターとは違う(特に佐々木、有安、高城)ので、なんとなく「こいつらにこういうコト言われてもなあ・・・」とげんなりしてしまう。勿論ソレは番組側の問題なんだけど、水着レベルさえ封じてるアイドルにキャバ嬢演じさせるのは違和感しか感じないんだよね。そういう意味ではかなりはっきりと不快な曲(というより歌詞)。
そんな中で玉井だけ圧倒的にいつも通りなのが妙に面白かったりもするのだけど。
曲としては、まあコントの付随として前山田健一が手癖レベルでちょこちょこっと書き飛ばした感じで、まあレビューするほどのアレでもないでしょう。(手癖でこれだけ書けるのは立派と言えば立派なのかも知れんがな)
白い風
きみゆきの二番煎じ。前年を踏襲するかたちでクリスマス限定シングルで手を抜くパターンを繰り返した。80年代後半の二流ヘヴィメタルバンドの作ったバラードをアイドルに歌わせてみました、という感じのサウンドと曲(J-Popやアニソンのバラードってこんなんばっかだけど)。
出だしのメロディは「愛の賛歌」の引用か。既視感ばかりで、ももクロが歌ってるからと言って新しいものが付け加えられた気配は全くない。
ただそれでも、きみゆきよりはももクロらしいパート割りが為されていて、だいぶ聴ける曲になっている気もする。大サビの高城と杏果のヴォーカルはアイドル的な意味では良い物になっているように感じる。曲としては駄目だけど、ももクロは頑張ってる、って感じなのかな?
個人的には生で聴いてしまったこともあり、印象はきみゆきにくらべ良くなっている。ライヴでは出だしの玉井のソロからだいぶ平板さがなくなって、聴ける物になっていた。逆にその分スタジオ盤は駄目に聞こえてしまうのだけど。
2012/11/17
恋は暴れ鬼太鼓 / 高城れに
タイトルから出オチの様な高城れにソロ曲は演歌路線。正確には「北酒場」の様な演歌ポップとでも呼ぶようなタイプの曲。
ミュージックマガジンの特集でも言われていたが「アイドルに演歌を歌わせてみました」というコンセプトがきょうび有効とはどう考えても思えない。「高城れに=オチ担当=演歌」というのは彼女にも演歌にも失礼な選曲方法。パロディ的なタイトルを見てもそれは明白で、「宇宙で暴れる鬼将軍」(滝勝・人生)と同レベルのフレーズだ。
れに自身のヴォーカルもこぶしが回るでもなく、一本調子のポップス的な歌い方。曲そのものは可もなく不可もなく的レベルなので、本人が楽しそうなことだけが救いだ。
ミュージックマガジンの特集でも言われていたが「アイドルに演歌を歌わせてみました」というコンセプトがきょうび有効とはどう考えても思えない。「高城れに=オチ担当=演歌」というのは彼女にも演歌にも失礼な選曲方法。パロディ的なタイトルを見てもそれは明白で、「宇宙で暴れる鬼将軍」(滝勝・人生)と同レベルのフレーズだ。
れに自身のヴォーカルもこぶしが回るでもなく、一本調子のポップス的な歌い方。曲そのものは可もなく不可もなく的レベルなので、本人が楽しそうなことだけが救いだ。
ありがとうのプレゼント / 有安杏香
有安杏果の「バラードが歌いたい」という希望に沿って作られた曲。所謂J-Pop系の流れにある曲で当然俺に言わせてしまえば面白いところは一切ない、と言うことになる。限定盤収録のソロ6曲の中で一番退屈なので、普段は飛ばして聴いている。
コンセプトとしては杏香の歌唱力を活かそうというものだったと思えるが、何度も強調する通り、メンバー中では確かに歌唱力が高いと思えるもののあくまでそれは表層的なものであり、こういう個性の無いバラードを自分のものにして歌い切るのはあまりにもハードルが高い。結果として「友達には上手って言われる女の子がカラオケで喝采されるレベル」で収まってしまっている。
杏香には起こりがちな「本人のやりたいこと」と「実際の資質」が乖離したが故のこの結果。出だしの歌詞にある「空回りの連続が」というフレーズが妙に象徴的だ。
幸い、次のソロではもう少し成長を見せてくれる。
2012/11/14
だって あーりんなんだもーん☆ / 佐々木彩夏
6曲の中では圧倒的な出来と存在感、インパクトを誇る佐々木彩夏のソロ。
他の5人には夫々に音楽的なコンセプトが与えられたのに対し、彼女の楽曲コンセプトは「あーりん」だ。もはやこれは「アイドル」というコンセプトではなく「あーりん」である。
もともと「アイドル」というジャンルを逸脱したももクロは所謂アイドルとは別ジャンルと言ってしまってもいいのだけど、この曲によって更にその内部(外側!?)に「あーりん」というジャンルさえ確立してしまったと言えるのではないだろうか?
突き抜けた楽曲と歌詞、それをてらいなく歌い切るあーりん本人。何を言っても無駄だ、という破壊力抜群の作品に仕上がっている。これほど「解説しても無意味」と思える曲は無いな。この曲に対してリスナーが出来ることは「脱力」「爆笑」「呆れ」「萌え」のどれか(もしくは、全て)だけである。
アルバムの曲順的にはこの曲の後に有安、高城が来るので元々インパクトの無い楽曲の存在感を更に薄めてしまっている。コレをラストに、オチに使えばよかったのだ。
他の5人には夫々に音楽的なコンセプトが与えられたのに対し、彼女の楽曲コンセプトは「あーりん」だ。もはやこれは「アイドル」というコンセプトではなく「あーりん」である。
もともと「アイドル」というジャンルを逸脱したももクロは所謂アイドルとは別ジャンルと言ってしまってもいいのだけど、この曲によって更にその内部(外側!?)に「あーりん」というジャンルさえ確立してしまったと言えるのではないだろうか?
突き抜けた楽曲と歌詞、それをてらいなく歌い切るあーりん本人。何を言っても無駄だ、という破壊力抜群の作品に仕上がっている。これほど「解説しても無意味」と思える曲は無いな。この曲に対してリスナーが出来ることは「脱力」「爆笑」「呆れ」「萌え」のどれか(もしくは、全て)だけである。
アルバムの曲順的にはこの曲の後に有安、高城が来るので元々インパクトの無い楽曲の存在感を更に薄めてしまっている。コレをラストに、オチに使えばよかったのだ。
・・・愛ですか? / 玉井詩織
玉井詩織のソロ曲は「80年代アイドル路線」をイメージして作られたという。スタッフの思惑通り、彼女の声はそのコンセプトにぴったりであり、アイデアとしては大正解だったと言える。
確かにこの曲はそのように「イメージ」して作られており、結果としてそれなりの成功を収めたと言っていいのだけど、残念ながら、後に比較にならないほど出来のいい「涙目のアリス」がリリースされたことによってその価値を大きく下げた。
アレンジ、メロディからヴォーカルの適度な不安定さまで、かなりいい線で「あの時代のアイドルポップス」を再現しようとしているのだけど、やはり恐らく後追いの世代が作ったと思われるが故の詰めの甘さが随所に目立ってしまうのだ。曲そのものは結構良いだけに残念ではあるが、不満は後に解消されるのだ。
確かにこの曲はそのように「イメージ」して作られており、結果としてそれなりの成功を収めたと言っていいのだけど、残念ながら、後に比較にならないほど出来のいい「涙目のアリス」がリリースされたことによってその価値を大きく下げた。
アレンジ、メロディからヴォーカルの適度な不安定さまで、かなりいい線で「あの時代のアイドルポップス」を再現しようとしているのだけど、やはり恐らく後追いの世代が作ったと思われるが故の詰めの甘さが随所に目立ってしまうのだ。曲そのものは結構良いだけに残念ではあるが、不満は後に解消されるのだ。
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