この4曲は既発シングルと同音源。アルバム用にリマスタリングはされているが、再録部分も無いし、ミックスの変更もない。
Battle And Romanceでは過去の楽曲が5人ヴァージョンでリメイクされていたが、本作では4曲分まるごと「二度買い」させられていることになる。まあ、アイドルファンは同じCD何枚も買うことに抵抗はないんだろうが。
旧作のアルバム収録を批判するつもりはないのだけど、ももクロのように「成長」をテーマにしつつ、また本作ではコンセプトとして「次元上昇」とか言ってるにもかかわらず成長前の、出来の悪い歌唱をそのまま収めるのには疑問を感じる。特に2年近く前のシングル「労働讃歌」はクォリティ的に違和感が強い。「猛烈」もかなり下手な印象。まあ、その差で「成長」を感じさせる、って言うのかも知れないけど。
サラバはともかく、それ以前の3曲はせめてヴォーカルの再録とリミックスをすべきだった。
蛇足だが、音楽ファン以外のアイドルファンの一部に誤解している向きもあったようなのだけど、リマスターというのは収録されるフォーマットに合わせて違和感ないように、例えば既発シングルと新録のアルバム曲の音量や音質に大きな差が出ないように調整を施すことであり、ミックスの変更はない。したがって、サウンドのバランスなどは全て既発シングルのままである。
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