2013/02/02

DNA狂詩曲


桃屋のCMとのタイアップに使われた曲で、俺はCM未見なのだけどかなりミスマッチではないだろうか、と思うのだけど、どうでしょう。作曲は大隅知宇。

 曲調としてはD'の純情と似た感じなんだけど、ピアノとクィーン風(と言うより明らかなオマージュ)のコーラスで差別感を出している。実はこの曲のアレンジャーがD'の作曲家で、自分の曲との類似を感じたからあえていじった部分もあったりする?と勘ぐってしまうが。まあそれは考えすぎ。

 特にクィーン的なのは所謂Bメロ部分。2回のヴァースで違うフレーズなんだけど、どちらも違うかたちでクィーン的。特に2回目はクラシカルなメロディとともに露骨に「あの」コーラスを再現していてまあ、ファンはニヤッとするよね。ライヴでここをメンバーが歌えるようになったら凄いだろうね。

 パート割りに特筆するポイントはあまりないんだけど、オープニングは当然として夏菜子の熱い声の使い方が特に効果的に聞こえる。後半のブレイクでソロになるところもあるし、見せ場が多い印象。実際この手の曲が一番ハマるのが夏菜子の声だと思う。

 全体にポジティヴな雰囲気を感じさせるのはD'同様の「前に進む感じ」のグルーヴか。メロディは必ずしも明るいわけではなく、所々に陰を感じさせるものになっていて、まあこの辺は日本人のツボなのかな。ライヴでも人気が高いけど、そういう所にも理由があるのかも知れない。

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