露骨に事務所の名前をタイトルにした(意識してないとは言わせない)楽曲。現時点(2012年9月)で唯一のシャッフルのリズムを持った曲(ミライボウルのヴァース部分を除く)である。
基本的に四つ打ちでリズミックな曲が多い中、この曲は全く違う空気感を持っているので、バラードとは別の方法でライヴ中のアクセントとして機能している。ゆったりしていてしかもポップで明るい曲なので終盤の盛り上がりに軽いアクセントとして置かれることが多いようだ。アルバムでも同様の位置に置かれ、独特の「居心地の良さ」を作り出している。
オールドスタイルのポップソングを80年代的に解釈したような曲調はポップス好きや「歌謡曲」(決してJ-Popではなく!)世代の琴線に触れるパターン。
キミノアト同様、生をシミュレートしたドラムの打ち込みが安っぽい(と言うかアクセントとかのエディットが甘すぎる)のが最大の難点だが全体にはポップでハッピーな感じを上手く出しているのではないだろうか。深く考えるよりも単純に曲そのものの可愛らしさを楽しみたい。
こういう曲(曲調と言うより、意味合い的に)はもっと増えて欲しいね。
この手の曲でホーン、ドラム、ストリングスに生オケを使えないのは痛いですね。
返信削除メロもアレンジも良いだけにもったいなく思います。