2014/02/13

TwinkleWink / Twinkle5


 劇中ではカナエ(夏菜子)加入前、メンバーチェンジ以前の曲として使われているため、飛鳥凛が一部のヴォーカルを担当、夏菜子は不参加となっている。

 冴えない時代の楽曲ということで、意図的に何の変哲もない、ステロタイプなアイドルソングを模して作られている。アイドルには門外漢の俺が聴いても「ああ、アイドル曲っぽいねぇ、しかも絶妙にダサいねえ」と思えるように作られているのが立派。あくまで、そういう機能としての楽曲なのでコレが名曲だったら役に立たない。わざと駄目な曲を作るっていう、作曲家の能力には敬服する(オレンジノートとかの人だから、凡庸な曲しか作れない可能性は否定できないが)。

 それを演じる第一期Twinkle5の面々も、現在のももクロが得た物をあえて捨てて、演技として「冴えないアイドル」として歌っているように聞こえる。駄目であることが正解、という曲もあるのだ。

1 件のコメント:

  1. 初めまして。岡山ライブの記事にたまたまたどり着きました。
    音楽に詳しい人?がももクロを聞くとこんなふうに感じるんだ。と面白く思いました。
    僕はライブも行く「モノノフ」だけどあまり音楽としてももクロを聞いたことが無いですね。曲は聞いてるけど「ももクロという物語」がないと聞けないです。

    あと、かなこの声を「野生」と表現されたことになるほどと思いました。
    僕は正直かなこの歌い方が好きではないんですが、ボイトレの先生は野性味を出そうとしてるんですかね・・?それともどうしても滲み出てくるものなのか?

    新曲のレビュー楽しみにしてます。

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