2014/02/02

泣いちゃいそう冬

クリスチャン・ラッセン先生謹製のありがたいジャケットに包まれ、豪華超大物作曲陣を迎え制作されたももクリ限定盤シングルの2013年版。リードトラックは「冬の女王」こと広瀬香美作曲で……

 ああっ!やめやめっ!!

 今回のシングル、リリース前の「期待できない感」は半端無かった。もう全ての要素が嫌な予感しかしないという恐ろしい人選。発表されたアートワークも「ラッセンライブラリから適当に素材持ってきて切り貼りしました」って感じだし、現物を見たら表は仏教(?)裏はフリーメイソン(笑)という出鱈目具合。もう腰砕けにも程があって逆に名作の予感がしてくると言う……

 ラッセンをこき下ろすのはこの辺にしておこう。このブログはあくまで楽曲のレビューが目的だ。

 広瀬香美は春の西武ドームで我々にトイレに行く時間を提供してくれた恩人である。そんな人がももクロに楽曲を書き下ろすんだから悪い予感しかするわけもなく、実際聴くまでは「例の曲芸」でメンバーに負担を掛けまくる曲になると思っていた。

 えーとね、正直言うと、そんなに悪くない。いや、俺が酷いのをイメージしすぎた、というのはあると思うし、実際かなりキツい曲だとは思う。出だしの「いつの時代だよ!」って言いたくなる「泣いちっち」で聴き続ける結城が挫けそうになるし、サビのどうしようもない歌詞を無駄に詰め込んだパートを聴いているとこっちの方が泣きそうになる(情けなくて)。

 だけど、最初に聴いた環境が良かったのかな。「俺の藤井」のLVでなーんとなく聴いたら、メンバーは可愛く見えるし、そんな悪い印象は持てなかったのだ。まあ、家で音だけ聴いてるとやっぱり、相当しんどいけどな。

0 件のコメント:

コメントを投稿