2013/10/22

涙目のアリス / ありがとうのプレゼント / 津軽半島竜飛崎 / だって あーりんなんだもーん☆ / 太陽とえくぼ

白秋第一部では各メンバーのカヴァーと、オリジナルのソロ曲が1曲ずつ演奏されるという形態を取っている。今回はソロ曲の方を簡単にレビューする。

 涙目のアリスはアコースティックなアレンジになり、オリジナルより哀愁感が増した。反面、80年代臭さが抜けて玉井との親和性が若干下がったか。ただ、オリジナル音源より歌のレベルは上がっているので上手く対応しているように聞こえる。

 ありがとうのプレゼントは、生バンドによって原曲のトラックの安っぽさが払拭され、杏果も少し上手くなった分、あのどうしようもなく嫌いな感じを受けなくなっている。こうなったところで好きとは言えないけど、オリジナルヴァージョンより遙かに聴きやすい。

 津軽半島竜飛崎は……コレはまあ、特に言うことはない(笑)いつもの高城れにです。原曲とも大きく違わず、歌もまあ相変わらず。コレはこういうものなんだろう。

 問題の(?)あーりんだが、この場でだってあーりんなんだもーん☆を演るという暴挙をもってどうしようもないほどのあーりんぶりを見せつける。ってか、ここでのあーりんとモノノフの弾けぶりを見ると「秋桜」は双方にとってストレスだったのでは……?とさえ思ってしまう。あとシンセ音をアコースティック楽器で再現してるのは面白い。「あーりんりん」のパートを歌うコーラス隊のプロっぷりも讃えたい。

 太陽とえくぼのアコースティックアレンジはなかなか嵌っていて気持ちよい。渋谷系のこういう展開もお馴染みだよね。原曲はMy Ever Changing MoodsだったがここではAll Gone Awayという感じ、と言えば解りやすいだろう。夏菜子の歌に関しては、「初恋」と同じです。来るよなぁ。

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