2013/10/13

ゲッダーン!

テクノポップ風ロックンロールナンバー。労働讃歌と続いて収録されているが、外国人ライターによる楽曲という共通点がある。英題はGet Downだったようだが、日本で歌詞が書かれた後に決定した可能性もあり。

 サウンド的にはパッと聴きチープな音色だけど、かなり丁寧に作られたトラックだと思う。イントロのベルっぽいシンセとか、ドラムの音色とか、ミドル後のぶにょぶにょしたベースとか、凄く印象に残る。

 ロックンロールらしくちょっとブルーノート含みの音程で書かれてるんだけど、面白いのは、同じような音程を含む5 the Powerでワリと上手くこなしていたあーりんがこっちでは「どうにか書かれたメロディ通りに歌っています」という感じで、あまり上手くないところ。杏果はしっかり歌えている。他の3人は下手。

 サビへの繋ぎのコーラスはTwist and ShoutかLet's Danceか。

 ミドルのスローパートは例によって夏菜子の見せ場なワケだが、まあライヴを観た人間にはどうしたって「あの顔」をセットで思い出してしまうのはやむを得ないところだろう。特筆すべきなのはここで、抑えた歌唱なところね。ライヴの方が「いつもの夏菜子」っぽいんだけど、スタジオ版は妙に大人びている。
 

 

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