2013/07/18

空のカーテン

ゆったりした16ビートが気持ちいいダンサブルな曲。ファンやメンバーは「バラード」と認識しているようだが、個人的にはまあ、バラード的だけどあんまりバラードとは呼ばないかなぁ。

ヴァースはいつになくメンバーのソロ(2回のヴァースを高城→玉井、杏果→あーりん、という構成で回す)を長く聴かせる構成になっている。このなかでは圧倒的にあーりんの「チクタクチクタク」も印象に残る。で、間奏前のブリッジ部分もあえて4人で歌を回し、間奏後にはじめて夏菜子のソロが登場するという構成が巧妙。この子の「歌心」がずば抜けてることが否応なく解ってしまう構成になってるのね。

 この曲のトピックは作詞を元チャットモンチーのドラマー、高橋久美子が担当していること。彼女の音楽作品への参加は脱退後最初なんじゃないかな。ある意味記念碑的な存在と言える。限定盤シングル、しかもカップリングに金をかけられるようになったのはももクロがどれだけ大きくなったのか、を象徴しているのかもしれない。

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