2012/11/24

ぴあ40th MUSIC COMPLEX @幕張メッセ 2012.11.23

 ライヴには行かないと宣言していたはずの俺がこんなコトになってしまったその経緯は省く。簡単に言えばTwitterで知り合った「彼ら」の影響だろう。時間をかけて彼らの熱が俺にもすり込まれていたんだろう。

 チケットを取ったのは結局本番二日前。実際には2週前の段階で「来週末チケット残ってたら行こう」と思ってはいた。が、その週末に腰を悪くしてしまい、楽しみにしていたハードフロアのライヴを断念。そんな状態で7000円のチケットを買う勇気はなかった。
 が、その週のウチに徐々に腰は復調。「コレなら、無理しなければ多分?」と思い、思い切ってチケット購入に踏み切った。天候悪化(低気圧)に伴う腰痛再発は懸念された物の・・・

 かくして当日を迎える。出かける段階で既に雨は降っていたが、腰は大丈夫そうだ。開場は10時だが、物販などでやたら混むと聞いていたので早めに出ることにした。前日の段階では「11時頃行けばいいや」とか思っていたのだけど、結局9時10分頃に幕張メッセに着。すでに恐ろしいほどの行列が。結局一時間くらい並んだのかな。後で合流したTwitter仲間の一人は朝5時から並んでいたという。気狂いだ。

 参加表明していたTwitter仲間と合流して会話を弾ませていれば退屈もせず開演まではすぐだ。俺は彼らとは別に会場内に入り、別のフォロワーの人と合流し暫く会話。位置的には中央(前半ブロック最後列)下手側、ソニックマニアでプライマル見たのと同じような距離。悪くない。実際ライヴが始まったら前方の人たちはどんどん前へ詰めていったので充分な踊るスペースが取れて良かった。

 ほぼ定刻、ステージはOvertureZ女戦争から開始。この曲は現行の映像作品(12年11月現在)ではライヴを見ることが出来ず、また、YouTubeにも高音質の映像はない(フランスのライヴくらいかな?)ので、実は個人的にライヴが聴きたいと熱望していた曲。歌唱は思った以上に荒っぽかったが、コレがライヴだ。俺は一切不満を感じなかったね。続いてDNA狂詩曲D'の純情とハードめな楽曲が続く。コレはフェス仕様ロックモードか?という雰囲気に。

 今回は「曲をたくさんやりたいから」という理由で高速自己紹介。有安安定の「言えてない」&手拍子のタイミングも滅茶苦茶(笑)。あと玉井の「次私!」がツボ(笑)あーりんの自己紹介後に「加入4周年」いじり(百田&有安の無茶振り)が入ったせいでグダグダになったのね。まあ、ライヴ初心者にはハードルの高いコーナーでした。

 続いて新曲、サラバ愛しき哀しみ達よを披露。ヴァースの部分が特に踊れる。思ったより気持ちよい。ジーザス・ジョーンズ見に行ったときの気分に近いね(褒めすぎ)。かなり「暴れる」に近い踊り方が出来る曲。
 ロックモードかと思ったら、高城中心陣形を取ってオレンジノート、続いて白い風と、ポップ路線を続ける。正直どちらも嫌いな曲なんだけど、でもやっぱり「場」ってのは凄くて、普通に楽しめた。でもやっぱオレンジノートじゃ踊れないね(笑)。あとこのブロックで強く感じたのは玉井詩織の上達。歌が上手くなってる。有安にも感じたな。無理してない感じがしてきた。

 短いMCを挟み、舞台袖から省エネスーツを持ち出してこの日のライヴで演らないとは考えられない労働賛歌。数少ないファンキーな曲なので一番踊れるんだけど、アイドルファンって踊るとき脚使わないんだね(多分感覚はメタルの人に近いんだろうけど)。腕と上半身だけで表現するみたい。ファンキーなのに、勿体ない。踊ろうよみんな・・・。
 とか思っていると、ラップパートでいきなり大槻ケンヂが登場。いや、予想の範囲ではあったけど。出てくるに決まってるよな、とは思ってた。結局歌うことはなく、一緒に後半踊って去っていった。
 続いて猛烈宇宙交響曲第七番・無限の愛。この曲ではいつも「高城の声が小さいな」と感じるんだけど、今回ソレがなかった。ライヴ会場でこうなんだからDVDとかになる時ミックスで埋もれることもないだろうし、コレはボイトレの成果かな?高城の声が出てくるようになったら強いぞ。
 ラストはコノウタ。これも決して大好きとは言えない曲だけど、最近は徐々に楽しめるようになっている。それが生で見たらもう少し後押しされた気がするな。

 結局期待してた黒い週末はやらなかったし、聴きたかったBionic Cherryも無かったけど俺は満足。フェス仕様1時間のなかであれもこれもは無理だろうしある程度は諦めること込みで期待していた。ちなみに選曲はメンバーによる物(あーりんのブログより)で、終演後Twitterで色々言ってた奴には「ざまあみやがれ」と言ってやりたい。

 まあ、重要なのは選曲云々より「俺が楽しかった」って事実だからさ。あとからTwitterとか見ると色々不満やらなんやら出てるんだけど、うるせえお前等、と。俺が楽しいと思ったライヴが悪いなんてことはあり得ないわけで、それはきっと俺が楽しんだのとは別の物を見たんだろう。俺はそれには興味はないよ。

 ホルモンとかスチャも良かったけど、ってーか最終的に一番楽しかった空間はスチャなんだけど、ここでは趣旨が違うので省く。いや、とにかく楽しい一時間だった。「感動」とかとは違うな。楽しかった。頑なに「ライヴに行かない」を貫かなくて本当に良かったと思うよ。多分、またいつか行くと思う。チケット取れるか知らないけどさ。

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