2012/10/03

CONTRADICTION

こんな俺ですら聞き覚えのない単語を勉強が出来ないことに定評があるももクロが覚えられるわけもなく、略して「コントラ」と呼ばれlることの多いハードなイメージの曲。

 所謂イケイケ風のシンセリフ、というか、ちょっとだけ古い感じの、TRFの更に二番煎じ(つまり三番煎じ)風の安っぽいリフをドローンの様にうねるシンセベースのラインが上手く中和して「格好いいももクロを聴かせる」という雰囲気を作り出すことに成功している。特に「アシッドハウス+ゲーム音楽」なイントロは好みのポイント。

 結局俺としてはこのベースだけでこの曲は決まり。他にもリズムにかけたフィルターとか、ブレイクのぶった切り方とか、とにかくアレンジが好きだ。繰り返すけどリフは凄く格好悪いのにそれが全然気にならないというか、格好悪いことに後から気づくのは凄いのではないか。

 キミとセカイではこのハードな雰囲気をあえて茶化していたが、流石に同じ手は二度使えない。今回は正攻法で、最後まで雰囲気を壊すことなく聴かせていく。サビに向かっては徐々に盛り上げていくのだけど、それでもどこか抑制された雰囲気が常に漂うのがこの曲の特徴。そのためか全体にキーが低めで、特にライヴでは音程が不安定になりがちなのが難点か。

 サビの歌詞はイマイチ格好悪い(というか野暮ったいというか、ガキっぽいと言うか)のだけど、その辺が逆にももクロらしいのかな、と言う気もする。

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