2012/08/26

ラフスタイル

ある意味典型的なB面曲。A面(リードトラック)のキャッチーさに対し、逆の雰囲気のちょっと抑えめの曲をカップリングしました、と言うもの。

 が、この時期の彼女たちにはこういう曲を表現する能力がなかった。この曲ではソロパートを多く配しているのがむしろ裏目に出てしまって、とにかく「歌が下手」という印象を強くしてしまう。音程も不安定だし、表現力が圧倒的にない。ほぼ完全な棒読みヴォーカルは聴いていて辛いレベル。

 ラフスタイルというタイトルにはマネージメント側の趣味が既に見え始めているが、歌詞には反映されていない。この辺が昇華するのはもう少し先の話。

 俺はまだこの曲のライヴを聴いたことがないのだけど、もう少し後の時期になると良く聞こえるようになってるのだろうか?楽曲そのものやトラックメイキングも弱い(インディーズ時代だし、予算の関係もあったとは思うが)ので大化けするとは考えにくいけど、もし出来るなら、今のももクロで聴いてみたいとも思う。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    実はひっそりと、このブログの更新を楽しみにしている読者の一人です。

    改めて過去の記事を読ませていただいていた時に、この記事の
    >もし出来るなら、今のももクロで聴いてみたいとも思う
    という言葉を見つけて驚きました。
    何の因果か、本当にこの曲が再録されましたね!!

    再録版の管理人さんの評価、楽しみにしています。

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  2. 無責任に書き散らかしてるのでこんなコト書いたなんてすっかり忘れてました。凄いですね、俺(笑)

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